高校で実施される定期試験に対して、いわゆる各予備校や出版社が実施する模試は、出題範囲が広範囲にわたるため、何を勉強すれば分からず、消極的な姿勢で受験する生徒が多いのが現状です。特に数学では、答案の書き方が分からず、対策の仕方そのものに困っている生徒が多いのが現状です。
だからこそ、模試を今までの学習機会とのつながりと対策のポイントを学習する良い機会と捉え、各単元で狙われる知識、思考の過程を学ぶことで模試での得点力に加え、体系的な学習を学ぶ機会とする。本講義では、「出題分野」に分解して、基礎知識、思考のプロセスを重視して対策を示します。